なぜいま働いていないのか-part1

現在、わたしは27歳。

来年の1月には28歳になる。

小中高大と卒業し、初めて勤めた会社はいわゆるIT派遣会社だった。派遣先が決まるまでは、事務所で勉強をさせられるのだが、それに関して問題は特になかった。ただ、わたしの派遣先がなかなか決まらないことで、営業の人が上の人に詰められてるのを見るのがつらかった。加えて、自己肯定感が極めて低かったわたしは、面接というものが大の苦手で、面接練習なども苦痛で苦痛でしょうがなかった。実際の面接もあまりうまくいくことはなく、つらさに拍車をかけた。そんなこんなで逃げるようにして半年でその会社を辞めた。

会社を辞めた後、実家に帰りゲーム実況などをみてだらだらと過ごした。周りの目がとてもきになり、外出もほとんどできなくなった。当時はタバコを吸っていたので、それを親にお願いして買ってきてもらっていた。本当に残念な人間だ。

 

実家は田舎にあったので、車の免許を取るように親に勧められた。嫌だったが、頑張っていくことにした。本当に怖かった。外に出ないと人間の自己肯定感はどんどん落ちていく。螺旋階段を転がり落ちるように、凄い勢いで。

免許取得は比較的順調に進んだ。が、しかし仮免の実技試験に二回落ちてしまった。こんなこともできない人間は、本当にゴミでクズだと自分を責めた。本気で死ぬことを考えた。自殺の要因が"仮免の実技試験に二回落ちたから"。こんなの笑ってしまう。しかし当時は本当に死を意識するくらい落ち込んだ。なんとか免許を取得したものの、相変わらず就活をする気が起きず、だらだらと過ごした。働きたくなかったわけではなかった。おれは面接が怖かったのだ。ちなみに今でも怖い。その後、知人の紹介で農協のバイトをすることになるのだが、ここが地獄だった。これに関しては後で書くかもしれない。